闇金との元金和解交渉について|自分でやるか弁護士に相談するかの違い

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闇金が和解交渉してきたら注意!約束を破られる危険性と確実な解決方法

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  • 天秤この記事の監修者
  • Duelパートナー法律事務所 代表

    正野嘉人弁護士

  • 正野嘉人1

闇金の元金和解交渉

 

闇金業者が数万円支払えば和解するという提案をしてくることがあります。

 

「これで取り立てや支払いが止むのなら・・」とついつい闇金の提案に乗ってしまいたくなりますね。

 

しかし、ここで闇金の言う通りにお金を払っても、本当に取り立てを止めてもらえる保証はありません。

 

この記事では、この和解交渉の危険性についてまとめています。

 

天秤この記事の監修者

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Duelパートナー法律事務所 代表

正野嘉人弁護士

1997年から22年間、闇金業者の殴る蹴るが当たり前の時代から闇金問題を解決してきた弁護士さんです。2019年現在も、LINE、Twitterを使う闇金業者や、ソフト闇金の問題なども現役で解決しており、日本全国から闇金被害の相談や依頼が寄せられています。正野弁護士はネットを使った詐欺の対応方法にも詳しく、今のネットを使う闇金に対応した記事をお届けするために監修をお願いいたしました。

 

闇金との元金和解交渉とは

闇金

 

闇金との元金の和解交渉とは闇金の被害者が業者に対して返済が出来なくなった際に、幾らかのお金を支払うことで今後の支払いや嫌がらせを一切止めてもらうという条件で和解を承諾してもらう交渉のことです。

 

自分で和解交渉しても約束が守られない可能性が高い

 

闇金業者は被害者との約束を破っても特にリスクが無いので、取り立てが続く可能性が高い

 

闇金の被害者

 

弁護士とは異なり、一般の方は、闇金業者に対して「引いた方が得だな」と思わせるだけの交渉材料を作ることが出来ません。

 

むしろ、闇金の被害者は勤務先や実家の連絡先という弱みを握られている状態なので、闇金業者と対等以上の関係になることは難しいと言えます。

 

この様な力関係で闇金が和解を口にしたとしても、恐らくその約束は守られることは無く、被害者は何度も金銭を請求される可能性が高いのです。

弁護士が交渉するのと、個人が自分で交渉することの本質的な違い

 

「闇金問題は弁護士を介入させて終わらせる」ということは、生活消費センターでも案内されていますし、ヤフー知恵袋の闇金被害に関する質問などを見ていても、その多くが「弁護士へ行くように」という意見に行き着く様です。

 

それでは、そもそも闇金に強い弁護士が介入した時に、あれだけ強気だった闇金業者が何故離れていくのか?

 

ここを理解することで、個人で交渉した場合と、弁護士に任せた場合に闇金業者側がそれぞれどう感じるのか?ということが分かり、個人の場合はどういったリスクがあるのか?ということが腑に落ちます。

 

闇金に強い弁護士

 

まず、闇金との交渉が上手い弁護士は警察との繋がりを持っていることが多く、闇金もこの様な弁護士を敵に回してしまうと、警察が業者の摘発に向けて本格的に動き出す可能性があります。

 

また闇金対応を受け付けている弁護士は闇金の商売道具であるトバシの携帯、トバシの口座を強制解約、強制凍結する術も持っています。

 

※トバシとは、身元が分からない様にしたもののこと。

 

闇金弁護士の介入後

 

つまり、闇金に強い弁護士は闇金業者に致命的なダメージを与える可能性があるだけでなく、「闇金の口座、携帯電話の強制解約」という再調達にコストのかかるダメージをもたらす可能性が高いことから、「面倒な弁護士が関わった顧客を深追いするよりも、次の顧客を探した方が得だな」という判断をして、闇金業者は顧客から離れるという訳です。

 

闇金との関係を確実に断つなら弁護士へ

闇金が離れてほっとする被害者

闇金業者から和解を提示されても応じるのは危険です

 

何故なら、闇金業者は被害者との約束を破っても何も怖いものが無いので、その後も金銭を請求される可能性が高いためです。

 

闇金との関係を完全に断つのであれば、闇金に強い弁護士へ依頼をした方が、業者が後から難癖を付けて金銭を請求してきたり、勝手にお金を振り込まれて利息を請求されたりといったことが無いので後腐れなく生活の再建に取り組むことが出来ます。

弁護士は基本的に闇金の提示する和解には応じず、元本さえも返さない

 

当記事監修、正野弁護士のコメント

 

本来、闇金に対して法律上の返還義務はないのですが、「嫌がらせが1回たりとも発生しない様に阻止したい」という強い希望がある場合に、元本全部を完済していない場合に限ってその交渉を受任しています。

 

このときに元金だけを返済することで、今後の利息、取り立て、嫌がらせを停止してもらいます。

 

闇金業者から和解が提案されることもありますが、もちろん元本以上の支払い要求には応じられません。


 

基本的に正野弁護士も含め闇金に強い弁護士は、闇金業者には元金の返済もしないという条件で交渉しています。

 

しかし、元金を1円も返さずに弁護士に駆け込んだ場合などは一時的に闇金から嫌がらせが生じる可能性があります。

 

これらの嫌がらせは一時的なもので、すぐに収まるものですが、「万が一にも1回たりとも会社に連絡をされると困る」という場合に、弁護士は「和解交渉」を行うことがあります。

まとめ

  • 闇金に和解を提示されて応じても闇金が離れる保証は無い
  • 個人が闇金と和解交渉しても約束を破られ、その後も金銭を請求される可能性が高い
  • 闇金を関係を断つなら闇金に強い弁護士へ依頼した方が確実

 

闇金業者は被害者との約束を破っても怖いものがありません。
闇金業者から和解を提示されたとしても、闇金に強い弁護士や司法書士を介入させなければ闇金業者は何度も金銭を請求してくる可能性が高いでしょう。

 

闇金から和解を提案されたら、まず闇金に強い弁護士や司法書士などの専門家に相談だけでもしておくと、ご自身の中に専門家の意見が加わり、更に選択肢も増えるので冷静に判断が出来る一助となるはずです。

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